鴻雁北

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 今日から、七十二候 十四候 清明 次候 「鴻雁北」です。「こうがんかへる」と讀みます。

 雁が北に渡つて行く頃です。
 子供の頃の、この季節の思ひ出は、なんと云つても、入学式、始業式、櫻ですね。

 小學校一年生の頃、強い風で、櫻の花が見事に風に舞ひました。クラスのみんなが「あー、雪だ、雪だ」と大騒ぎになりました。優しい担任の先生(ごめんなさいお名前を失念しました)。が、「あれは花吹雪と云ふのよ」と素敵なほほえみと一緒に敎へてくれました。

 小學校一年生の思ひ出など、この外には好きな女の子の名前しか覺へてゐまさえん。

 花吹雪がよほどきれいだったのですね。美しいもの、情緒有るものは、腦に殘るのでせう。


遠き日の 小さき心と 思ひ出に 風に舞い散る 花ふぶき殘る

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このページは、宝徳 健が2015年4月10日 17:03に書いたブログ記事です。

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