敎へてもらつてゐない(皇紀弍千六百七十五年五月十九日)

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 この記事がうまく入りますように。

 安保法制が國家で議論されてゐます。岡田を代表とするあの民主黨のおろかさにはもう目も當てられません。共産黨にしてもさうです。今の、日本國憲法となるときに、この憲法という名前高の文章を一番否定したのは共産黨でした。
 當時、共産黨は、「自分の國を守れなくて何が主權國家か」と大反發しました。

 今は「憲法の一文も變へない」さうです。民主黨がダメだからといつて、こんな政黨に投票する臣民の顔(・・;)が見たいものです。

 さて、先日TVで安保法制について、臣民の意見を聽くシーンが放映されてゐました。ある人が「もつとわかりやすく説明してもらはないと」と言つてゐました。

 複雑な年金制度などならそれもあり得るのでせうが、なんと言う愚かさでせうか。

 自分で勉強しろよ! 新聞やまともな雑誌には、安保法制については繰り返し説明されてゐます。集團的自衛權の解釈變更のときも、十分に説明されてゐました。今更何を。

 愚かですね~。

 自分で學習しようとしてゐません。

 かういふことを云ふ人もいます。「だつて、學校で習つてゐないもの」

 腰が抜けさうになります。かういふ人は、今の學校で敎へてゐる嘘を事實だと勘違ひしてゐる人です。學習とは、自ら身に付けるものといふ基本概念が理解されてゐません。

 情けない。

 我が國をダメにしたのは、帝國大學をはじめとする官立學校と官僚制度です。軍も陸軍大学、海軍大学による軍の官僚化が、山本五十六や瀬島龍三を生み、世界最強の帝國陸海軍を有しながら、これらの愚かなリーダーが大東亞戰爭で國を潰しました。

 明治がなぜうまくいつたか。それは、江戸時代における民間敎育の素晴らしさです。

 今でも、旧帝大を卒業して官僚になつても、優秀な人間はすぐにやめて自立します。

 我が國では、そろそろ、敎育を官から民へ移行する時代に來てゐます。

 さうしたら「もつと詳しく説明」「學校で習つてゐない」などの言葉はなくなり、間違つた敎育内容による偏差値といふ愚かなものもなくなつて、臣民がもつと賢くなるでせう。

 昌平坂學問所より適塾の方が優秀だつた事實をみても明らかです。

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このページは、宝徳 健が2015年5月19日 07:26に書いたブログ記事です。

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