名目金利、物價上昇率、實質金利の關係はご存知ですか?
名目金利‐物價上昇率=實質金利です。
例へば、名目金利が2%で物價上昇率が1%の時、實質金利は1%となります。デフレ状態がこれです。この状態ですと、企業も人もモノを賈うよりも、貯金をしていた方が得なので、消費は伸びません。
リフレのときは、例へば名目金利が2%の時物價上昇率が3%のやうな状態になります。実質金利▲1%です。さうすると、人々は預金をしておくよりも、消費 をした方が得をします。企業も、お金を溜め込んでおくだけだと、ビジネスチャンスを逃すので株主に怒られてしまいます(企業價値を下げるので)。なので、
消費が活発になつて景気が良くなります。
あまり行き過ぎるとバブルになります。
敗戰前、高橋是清はデフレを脱するた
めに金融緩和を行います。そして、景気を回復させたのですが、インフレが行き過ぎようとすると、軍事物資を増税しようとしました。これが正しい、金融・財
政政策です。ところが二・二六事件で暗殺されてしまひます。次の大蔵大臣が、愚かな 馬場鍈一です。この男が是清と全く違ふことをやつて我が國經濟を壊滅状態に導きます。
財務省の元次官木下や日銀の前総裁の白川のやうな國賊です。
さて、こんな聲をいつかどこかで聞きませんでしたか?
①ハイパーインフレになる
なりませんでしたね。なるはずがありません。我が國は、國の借金がありません(政府の債務はあるが)。そして、世界最大の債權國家です。今の、わが國のど
こをどう考へたらハイパーインフレになるのか(戰爭などが起きれば別です)。かいふことを言つた人の頭の構造をみてみたい。
②株價はあがつても、實態經濟には關係ない
雇用が大幅に伸びました。
③正社員雇用が増えてゐない。大企業優遇だ。
非正規社員に遅れて正社員の雇用も増え始めます。
④実質賃金が下がつてゐる。
ベースアップが實現しはじめ、實質賃金が上がり始めました。
なつかしいですね~。ほんの1年半ほど前ですが。
この人たちは、今、どうしてゐるのでせうか~~~?
我が國が強くなつて困る國はまう明らかですね。彼らは、その國のスパイなのでせう。
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