意味がわかつてゐるか(皇紀弐千六百七十五年七月二十一日)

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 昨日は、書きすぎたかなあ、と思つてゐましたが、夜のTVニュースで、若者ならずバカ者が、戰爭反對デモをしてゐるのを観て、書き足りなかつたと思ひました。

 戰爭は誰でも嫌です。そして、國としても戰爭は最後の手段です。出來だけやらない方がいいし、やつたら國力を大きく低下させてしまひます。

 戰爭反對? 安保法制反對? 何が反對なの?と云ひたい。戰爭にならないやうに、みんなj必死になつてゐるんだろうが。

 それに自衞官に失礼です。彼らは日々を命を懸けて過ごしてゐます。自衞官に自殺者が多いと報道されました。あんなに命を懸けて生きてゐるのに、こんなバカ者にまでバカにされたら、さう思ふ自衞官も出て来るでせう。

 さて、うそつき國家ロシアが、我が國漁船を拿捕しました。航空自衞隊のスクランブルも増えてゐるやうです。
 主權國家とは、何かわかりますか?

 たつた一人でも、他國にないがしろにされたら、その人間のために徹底的に戰ふ國にことを云ひます。

 我が國は、十四歳の女の子が北朝鮮に拉致されても救つてあげることもできません。昨日のバカ者なんかが、代わりに北朝鮮に拉致されればいい。その時、彼らはなんと云ふか。「助けて」です。誰に?「國家に」です。

 ちなみに、今の日本人は何かあると、「助けて」と云ひます。かつての日本人は「お願いします」だつたさうです。

 話を戻します。ロシアに我が國漁船が拿捕されたら、軍艦をロシア國家のギリギリまで、派遣してから、外交交渉にあたるのが、國際常識です。

 かつてアメリカは、政府高官が習近平と會談する時、世界最強戦闘機 F22ラプターを沖縄基地に持つてきました。戰爭をするのではありません。外交です。

 では「うそつきロシア」と申し上げましたが、今回ロシアのやつたことは彼らからすればどうなのか。「安全保障、安全保障」と騒いでゐるが、本當に國を守る氣があるのか」です。拿捕は絶對に許せませんが(以前は日常茶飯事に行はれてゐた)、かういふ時に仮想敵國を揺さぶるのは當たり前です。仮想敵國は、弱い方がいい。その意味がわかつてゐるのかい。

 それとまうひとつ。今囘のやうなケースは、今囘の安全保障法制のケースに入つてゐるかどうかを確認紙にきてゐます。これがポジティブリストの弊害です。

 敗戰前、ある漁船がロシア船に拿捕されさうになりました。その時、我が國軍艦が、かけつけて、そのロシア船を追い拂つてくれました。漁船の人たちは思ひました。「國が守つてくれた」と。

 さて、今囘のデモに、支那の金がいくら入つてゐるのでせう。日米安反對の時には、全學連にかなり入つてゐたさうです。

 だいたい、正しいことに反對する人間の思考は無茶苦茶です。アベノミクスを大批判した、野口悠紀雄。金融政策は効かないと云ひました。そのくせ、ハイパーインフレになると・・・。金融政策は効かないっていったじゃん。完全矛盾です。

 安全保障法制についても、憲法を改正すべきだと云ひながら、憲法改正絶對反對です。わけがわからん。
 あつ、さうだ、今の憲法は誤植が一か所あります。それさへも改正したらダメなんですっつて(笑)(笑)(笑)。

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このページは、宝徳 健が2015年7月21日 03:24に書いたブログ記事です。

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