心學 十一(皇紀弐千六百七十五年十一月十二日 弐)

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 今、ディフェンスがメロメロです。入院中の仕事がオンしてゐる上に、少し體調を崩したときがあつて、仕事のリズムがメタメタ。この三日で立て直します。

 仕事はやはりオフェンスよりもディフェンスですね。

 新しい章に入ります。
四 京の蛙と大阪の蛙

 遊所(いうしょ)近いところでは、得ては娘の子に琴三味せんを稽古させて、藝者の風俗を見習はる。じやに依つて、娘らしうそだつがすくなうござりまして、親の目をぬすんで、逃げたり走つたりが多(おほ)うござります。これは娘御のわるいのじやない。親御のそだてのわるいのじや。

 尤も琴三味線、端(は)うた、浄るり、やくにたゝぬと申(まを)すのではござりませぬ。心をつけて見ますれば、端うた一ツでも、皆善をすゝめ、惡をこらすのをしへでござります。アノ四ツの袖と申(まを)すうたに。

 つづく

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このページは、宝徳 健が2015年11月12日 02:57に書いたブログ記事です。

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