「誰が正しいかではなく、何が正しいか」といつも申し上げてゐます。でも、これを追及すると頭がいたくなります。例へば、保守を自稱してゐる似非保守がたくさんゐます。彼らは、何か幼稚園の言葉遊びをしてゐるやうです。それに騙されさうになります。
この本當につらい生き方を救つてくれるのが良書です。
今囘もひとつ紹介します。
この本當につらい生き方を救つてくれるのが良書です。
今囘もひとつ紹介します。
「フランス大革命に抗して―シャトーブリアンとロマン主義」 伊東冬美著 中公新書 昭和六十年
親書はもうありません。かなり高いですね。ネットで六千円程度です。
神保町を歩けばかなり出囘つてゐるさうですが、兵庫県在住の私には無理です。
狂氣の革命 フランス革命。どこかの漫画家はそれを支持した漫画を書きました。オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ・・・ベルサイユのばらとかいふ漫画で日本中が騙されてしまひました。
ルソー・ロベスピエール主義といふ恐ろしい考へで、國民主權といふ、國家を転覆させてよい權利を根付かせてしまひました。フランス革命は最初は「國王陛下万歳」で始まりました(ベルサイユのばらにはこれは書かれていません)。それが最後は、ギロチンです。
このルソーとロベスピエールといふ狂人を引き継いだのが、レーニンです。そして、レーニンの矛盾を暴力で埋めたのが、スターリンです。
倉山満によれば、さういふ狂氣に対抗するのが、保守だといふこと。
うん、この本は保守必讀ですね。我が國でも、普通にあふれてゐる狂氣に対抗する眞の保守を創造しないと。
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