大和言葉廿九(皇紀弐千六百七十五年十一月廿九日 弐)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 寒くなつてきましたね~。みなさん、體調に氣を配りませう。

 以前、暑い時に「暑い、暑い」、寒い時に「寒い、寒い」と言つてゐたら、ある方から、「天に喧嘩を賣つてゐるのか。暑い時も寒い時も、それぞれを樂しめばいいんだ」と敎へていただいたことがありました。確かにさうですね(笑)。

 体重は一日で78kg台に逆戻り(涙)。今日、またもどします。
 以前、このコーナーで「氣合ふ」を紹介しました。歐米のオーケストラには指揮者がゐます。


 我が國の雅樂には、いません。みんな、お互いに「氣を」「合はせ」ながら演奏してゐるのです。我が日本人のなせる業です。


武道でも、相撲でも、格闘技でありながら、氣を合はせてからはじめます。

 茶道、華道、香道などはまさに氣合ふ世界です。

 氣を合はせるためには、お互いの「氣配り」が必要です。そして、氣配りよりももつと素敵な大和言葉が、「心配り」です。

 なんと素敵な言葉なんでせう。「心を」「配る」。

 企業現場でも、あとほんの少し、お互いに心を配ることができたら、「こんな問題は起きなかつただろうなあ」といふことが多々あります。多々あるといふか、企業で起きてゐる問題の99%は心配りのなさが原因です。そして、ほんの少しの言葉の使ひ方。

 「言霊(ことだま)の幸(さきは)ふ國」とは、まさにかういふことなのでせう。

 さてと、自分自軆も心配りを忘れないやうにしないと。まずは、今日一日。

氣を配り 心を配り 氣を合はせ 大和の國を 幸(さきは)ふ國へ

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6142

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2015年11月29日 08:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「湖西の輝き(皇紀弐千六百七十五年十一月廿九日)」です。

次のブログ記事は「サンクスギビング・デイの嘘(皇紀弐千六百七十五年十一月參十日)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。