昭和天皇崩御の日(皇紀弐千六百七十六年一月六日)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 明日は、昭和天皇崩御の日です。歴代で最も苦難を受け止められた天皇陛下です。

 奇跡ともいへる明治を創造し、信じられないぐらいの繁榮と平和を手に入れた大正を過ごした我が國ですが、その繁榮と平和が故に臣民がどんどん堕落していきました。特に、官僚や官僚化した軍、レベルが低下した政治家・・・。不勉強な臣民・・・。今とよく似てゐます。

 世界最強の帝國陸海軍を有しながら、まともな外交もできませんでした。戰爭になつても、山本五十六の信じられないぐらい愚かな作戰により、あの海軍を葬りました。いや、我が國を葬りました。
 そして、敗戰。屈辱の敗戰を、「記念日」とする愚かさには目も當てられません。

 何かが大きく狂つた中で、もし、昭和天皇がいらっしゃらなかつたら、我が國は崩壊していたでせう。

 天皇とは、我が國最大の危機管理なのです。民を「おほみたから」とし、民のためならすべてをなげうつ覺悟をしていらっしゃる天皇陛下。毎日毎日民の幸せを禱つていらっしゃる天皇陛下。

爆撃に たふれゆく民の 上をおもひ いくさとめけり 身はいかならむとも

 敗戰を決意されたときの御製です。

 昭和六年十一月、昭和天皇が、鹿児島から 軍艦に乗って帰京される際、船の上から昭和天皇がひとり挙手の禮を暗い海に向かつてしてゐるのをお付の人が目にします。いつたい、誰に向かって禮をされてゐるのだらう?と海の方を眺めると岸の邉りに住民が昭和天皇をお見送りする爲に焚いたと思はれるかがり火が・・・。その思ひに答へる爲、昭和天皇は、ひとり答禮をされてゐたのです。それを知ったお付きの人は、慌てて軍艦からサーチライトを点灯させ海岸を照らし出したといいます。

 奇跡の國 我が日本。この奇跡の國を破壊しやうとする勢力と戰はなければなりません。それが保守です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6189

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2016年1月 6日 06:01に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「祖父と孫との命のリレー(皇紀弐千六百七十六年正月四日 弐)」です。

次のブログ記事は「祖父と孫との命のリレー(皇紀弐千六百七十六年一月六日)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。