一月の言葉 2(皇紀弐千六百七十六年一月二十二日 弐)

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 北陸が寒すぎました。風邪がしんどい(笑)。

 我が日本語は美しいですね~。言霊(ことだま)の幸(さきは)ふ國 我が日本。

 小學校から英語などと云ふ、およそ國家破壊のような恐ろしい所業をせずに、國語をしつかりと學びませう。言霊が幸へば、我が國は、必ず良くなります。英語のような意味を持たない表音文字を小さい時から學んではなりません。

 では、續きです。
善哉(ぜんざい)
 鏡開きの時に食べましたね。善哉は、訓読みをすると「よきかな」となります。食べ物にこんな名前を付けるなんて、私たちの祖先は粋ですね。なぜかう讀むかは諸説あるやうです。出雲大社で神に供えた「神在餅:じんざいもち」が變化した。初めて食べた一休禪師が、「善哉此汁:よきかなこのしる」と云つたからとか。いいんです、いいんです。私たちの祖先が粋であり、我が日本語が素晴らしいことを知れば。




小豆粥(あずきがゆ)
 一月十五日は、小正月です。この日に元服の儀式などが行われたのですが、こんな事情を知らない國會議員たちが、ハッピーマンデーとか云つて、成人の日を變へてしまひました。愚か者です。

 小正月には小豆粥を食べる風習がありました。「櫻粥」とも云ひます。小豆を入れるとほんのり赤くなるからです。この色が邪氣を拂ひます。

 また、舊暦では、十五日は望月(もちづき:満月)です。なので、「望(もち)の粥」「望粥」とも云ひます。

膨雀(ふくらすずめ)
 ぷっくーと膨らんで止まつてゐる雀を觀たことはありませんか?あれが膨雀です。羽根をいつぱいに廣げ、その中に暖かい空氣をため込みます。かはいいですよね~。




凍て雲(いでぐも)
 やつと寒くなつてきました。凍りついて動かない寒々とした雲のことを「凍て雲」と云ひます。なんだか、寒さがひしひしと傳はる言葉です(笑)。

「朝、手紙を書いてゐると、窓から朝日に染まる凍て雲が目に留まりました。あまりの美しさに手紙を書く手が止まりました」なんて、手紙に書くと素敵ですね。

 以前の大和言葉もさうでしたが、日本語の記事を朝、書いてゐると、心が淨化されます。さすが、「言霊の幸ふ國」ですね。

言の葉(ことの)が 言霊となり 人々が 幸ふ大和 我等の祖國

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このページは、宝徳 健が2016年1月22日 03:05に書いたブログ記事です。

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