フランス革命と保守(皇紀弐千六百七十六年三月二十五日 參)

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 くどいやうですが繰り返します。

保守とは、國體を破壊する狂氣に對抗(対抗)する力

です。ところが、今の國民は、我が國の「國體(国体)」を知りません。だから何に對抗していいかがわかりません。結果として、愚かなる政治家やメディアに騙されます。共産黨なんかに投票します。先日、國會で、共産黨は革命勢力だとの政府見解が示されました。當然です。共産黨員でもないのに、あんな黨に投票する愚か者の顔をみてみたい。それと選擧協力をしやうとしている民主黨をはじめとする野黨。愚かと云ふ言葉では片づけられません。

 ちなみに「共産」といふ言葉を創つたのは我が國です。上手ですね~。なんとなーく、いやーーーーな氣分になります。

 今、世に出ている感じの半分以上は我が國が開發しました。共産もその一つです。なんでも、支那の共産黨憲法は、半分以上、我が國が創つた言葉で書かれてゐるさうな。支那人は、私たちが言葉を創つてくれるのを待つてゐます。

 話をフランス革命に戻します。
 フランス革命は、當初、「王樣ばんざーい」で始まりました。民衆が望んだのは、貴族といふ特權階級の排除です。それが、なんとなんと、王樣のギロチンに行きついてしまひました。

 あの、信じられないぐらいの嘘漫画「ベルサイユのばら」では、ルイ十六世は暗愚な王として描かれてゐます。子供の頃この嘘漫画を讀んだ私も、すつかりさう思つてゐました。とんでもない!名君です。

 アメリカ獨立戰爭で、イギリスを打ち破つてゐます。

 つまり、こんな名君を葬り去つたフランス人には、「國體を破壊しやうとする狂氣」に對抗する人がいなかつたことになります。







 我が國も明治になり、憲法を創るために欧米に視察に行きました。フランスに行つた明治の先人たちは一目で見抜きます。「共和制はだめだわ」と。

 フランス人は、今でも、死ぬほどこのフランス革命を後悔している人が多いのです。

 我が國では、丁度、徳川家斉の時代です。この家斉が徳川幕府滅亡の原因をつくつたと云つても過言ではありません。平和ボケの獨裁者です。この愚かなる統治者の時代が五十年以上も續きました。田沼政治が續いてゐたらと悔やまれます。

 我が國は、天皇陛下がいらっしゃったので、リーダーが育ちにくい風土があります。育ちにくいといふか、必要がなかつたのですね。なので、大東亜戰爭の山本五十六のようなリーダーが出てきてしまひ、國を破壊してしまひます。

 何が必要か。臣民がしつかりと國體を理解し、そして、この世界で唯一の素晴らし國體を破壊しやうとする狂氣に對し、臣民一人一人が對抗していかなければなりません。世界で唯一のこの素晴らし國をさらに後世に引き継いでいくために。

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このページは、宝徳 健が2016年3月25日 06:53に書いたブログ記事です。

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