春蚓秋蛇(皇紀弍千六百七十六年三月二十九日

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 氣温がまだ安定しないので、この時期の服装には氣を使ひますね。特に出張の時。
 
 でも、春の兆しが。自然は偉大です。

 春蚓秋蛇は、「しゅんいんしゅうだ」と讀みます。
 春蚓は、春に地上に出て来る蚯蚓(みみず)のことです。秋蛇は、動きの鈍くなつた秋の蛇です。そのやうに字や行が曲がりくねつてつたないことを「春蚓秋蛇」と言ひます。

 わが國の先輩たちは、言葉づくりの天才ですね。

 「少しお酒が入つて文をしたためてゐます。乱文に加えて春蚓秋蛇、どうぞお許し下さい」と手紙に書くといいですね。

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このページは、宝徳 健が2016年3月29日 06:34に書いたブログ記事です。

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