フランス革命と保守(皇紀弍千六百七十六年三月三十一日 弍)

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 髙校の頃、社會科でルソーといふ人物を學びましたね。ルソーはなんだか偉大な人として習ひませんでしたか?全くの嘘です。
 ルソーは社會契約論といふ本を書きました。

 ルソーの啓蒙思想は諸惡の根源は社會制度にあるといふ考へから出發してゐます。

 ルソーは、社會的存在となる前の人間、つまり、社會制度に組み込まれてゐない自然人は、善と德とに満ちており、自由と平等とを存分に教授してゐると云ひます。

 これに對して、社會的存在となつた人間は不正と偏見に満ちてゐて、自由を束縛され、不平等を強要されてゐると云ひます。社會的存在となつた人間は、腐敗した奴隷のやうなものであり、人間を腐敗した奴隷にしてゐるのが社會制度としてゐます。

 歐州のやうな極惡社會では、かういふルソーといふ人間が育つのでせうね。我が國の歴史を敎へてあげたい。世界に平和を唱へることができるのは我が日本だけです。歴史がそれを証明してゐます。臣民が戰後敎育で忘れてしまつてゐるだけです。

 では、ルソーがなぜさう思つたかを、何囘かにわけて書きますね。つづく

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このページは、宝徳 健が2016年3月31日 07:06に書いたブログ記事です。

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