億劫(皇紀弍千六百七十六年四月二十二日)

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 明朝は早くに出て上京するので今のうちにブログを書きます。

 シリーズでよく使われる言葉で佛敎發を紹介しています。今日は億劫です。
 「おつくう」と讀みます。

 劫とは、四十里(160㎞)四方の城を芥子(けし)の實で満たし、そこから三年ごとに一粒を取り去り、すべてを取り盡すまでの非常に永い時間のことです。

 その一億倍が億劫ですから、あまりにも長くてやりきれないですね。

 だから、「面倒くさい、氣がすすまない」という意味になりました。

 摩訶般若波羅蜜多心經の摩訶は、とてつもなく大きいと云ふ意味です。

 佛敎では、膨大な言葉がたくさん出てきます。人間なんてちつぽけな存在なのでせうね。

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このページは、宝徳 健が2016年4月22日 23:25に書いたブログ記事です。

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