春過ぎて 夏來にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天(あま)の香久山
持統天皇の御製です。美しい歌ですね。天皇は、いついかなるときでも、私達臣民の事をお考えくださつてゐます。そして、平和であることを喜ばれます。
今日の言葉は「白妙(しろたへ)」です。
白妙は、梶の木などの繊維で作つた白い布のことです。「白栲」とも書きます。「栲(たへ)」と云つてもかまひません。美彌の意味もこめて「白妙」と角やうになりました。「妙」とは、不思議なほどまでにすぐれてゐることをあらはします。
夏の強い日差しの中で、白妙が輝き、夏が來たこと喜びを持統天皇は詠まれました。我が國は美しいですね。
夏の強い日差しの中で、白妙が輝き、夏が來たこと喜びを持統天皇は詠まれました。我が國は美しいですね。
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