この第一帖(第一章)は、源氏物語と云ふ壮大な物語の序章です。源氏物語の大前提です。
帝とある女御の間に皇太子が生まれ、その後、帝が桐壺を溺愛して第二皇子をもうけます。それが光源氏です。帝は將來のトラブルを案じ、第二皇子を臣下に落として源氏の姓を與へます。桐壺が他界し、嘆きの帝は、桐壺とよく似た藤壺を女御とします。
この藤壺に、青年となつた光源氏が許されに戀を抱き、そして、子供まで生まれます(第一帖は生まれるところまでは出てこない)。
帝とある女御の間に皇太子が生まれ、その後、帝が桐壺を溺愛して第二皇子をもうけます。それが光源氏です。帝は將來のトラブルを案じ、第二皇子を臣下に落として源氏の姓を與へます。桐壺が他界し、嘆きの帝は、桐壺とよく似た藤壺を女御とします。
この藤壺に、青年となつた光源氏が許されに戀を抱き、そして、子供まで生まれます(第一帖は生まれるところまでは出てこない)。
十二歳で元服した光源氏は、左大臣家の娘「葵の上(あおいのうえ)」と結婚しますが、この四歳年上の妻とはしつくりいきません。
それよりも光源氏は、藤壺に戀をします。
でも、元服後の光源氏は、もう藤壺と顔をあはせることができません。天皇の後宮に大人の男性が入ることは出來ないからです。
会いたいな~、と云ふところまでが第一帖です。
そして、第二帖「帚木(ははきぎ)」に入ります。この帖に有名な「雨夜の品定め(あまよのしなさだめ)」が出てきます。つづく
それよりも光源氏は、藤壺に戀をします。
でも、元服後の光源氏は、もう藤壺と顔をあはせることができません。天皇の後宮に大人の男性が入ることは出來ないからです。
会いたいな~、と云ふところまでが第一帖です。
そして、第二帖「帚木(ははきぎ)」に入ります。この帖に有名な「雨夜の品定め(あまよのしなさだめ)」が出てきます。つづく
コメントする