吊り忍(皇紀弐千六百七十六年七月二十八日)

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 季節の素敵な言葉を時々紹介してゐます。今日は吊り忍(つりしのぶ)です。

 こんなのです。昔、よく家の軒先につるしてありましたよね。最近、見なくなったな~。

 シダの仲間忍草(しのぶぐさ)を束ねて忍玉を作り、風鈴をつけるなどして、軒先に吊します。土がなくても耐え忍んで育つので「忍」といふ名がつきました。

 これに風鈴をつけると、なんとなく涼しく感じます。クーラーなどがない時代、かういふ演出を樂しんでゐたのですね。

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このページは、宝徳 健が2016年7月28日 15:28に書いたブログ記事です。

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