今は、七十二候(しちじゅうにこう) 立秋 次候 寒蟬鳴です。「ひぐらしなく」と讀みます。
夏の終わりを告げるかのやうに、ヒグラシが鳴いている頃です。ヒグラシは日の出前や日没後によく鳴き、終はつてしまふ夏を惜しんでゐるかのように聞こえます。
もう秋か~。こんなに暑いのに~。
でも、このこんな暑い夏が過ぎると、まるで、冬の厳しさ、夏の暑さに耐えたご褒美のやうに、實りの秋を迎へます。この季節にピッタリな季節の素敵な言葉が「清か(さやか)」」です。
夏の終わりを告げるかのやうに、ヒグラシが鳴いている頃です。ヒグラシは日の出前や日没後によく鳴き、終はつてしまふ夏を惜しんでゐるかのように聞こえます。
もう秋か~。こんなに暑いのに~。
でも、このこんな暑い夏が過ぎると、まるで、冬の厳しさ、夏の暑さに耐えたご褒美のやうに、實りの秋を迎へます。この季節にピッタリな季節の素敵な言葉が「清か(さやか)」」です。
清かは、「冴える」といふ意味の、「冴ゆ」から派生した言葉です。「冴ゆ」は「寒・冷(さむ)」から生まれたさうです。凍てついた冬の冷氣の中でも、色も、音も、空氣も、何もかもが澄み切つてはつきりと鮮やかに見える・・・。そんな情景が元になつてゐるのでせう。
よく似た言葉に「爽(さわ)やか」があります。どちらも秋の季語です。
秋が待ち遠しいですね。その前に、この暑い夏もうんと樂しみませう。天の氣まぐれなんかに負けないぞ。
よく似た言葉に「爽(さわ)やか」があります。どちらも秋の季語です。
秋が待ち遠しいですね。その前に、この暑い夏もうんと樂しみませう。天の氣まぐれなんかに負けないぞ。
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