インディビデュアル・コンバット(皇紀弐千六百七十六年九月八日)

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 昨日書いた任務分析も今日の「インデビデュアル・コンバット」も軍事用語です。

 軍事と書くとすぐに何か汚いものでも見るやうな顔をする人がたくさんゐますが、どういう頭の構造をしてゐるのでせうか? 民間人よりも軍人の方が生きることにはるかに努力してゐます。また、精神構造は民間人よりもきれいです。 

 政治でも軍事政權のはうがしつかりしてゐるケースが多い。

 また、ファシズムと軍國主義を混同してゐる人がいますが、笑ってしまひますね。軍隊が一番嫌うのがファシズムです。だから、敗戰前の日本をファシズムと云ふ表現がメディアに出ると、吉本以上のコントになります。今の支那がファシズムです。ですから、支那の軍隊ではなく、支那共産党の軍隊です。

 話を戻します。
 どんな状況下でも自己完結させるのが軍隊です。食べ物がなければ自分でとつて食べる。弾薬が盡きれば、他の武器を使ふ・・・・・・。

 その自己完結で一番すごいのは特殊部隊です。レンジャーもさうですね。その中でも一番すごいのは、陸上自衛隊特殊作戰群と海上自衛隊特別警備隊です。

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 陸自の特殊作戰群は、顔も氏名もすべて非公表です。

 海上自衛隊特別警備隊。これも強い。


 
 海軍など、艦隊勤務は、「ビーイクル・コンバット」と云ひます。戰ひ方が。艦長が状況に応じて勝つための指示を流すと、乗組員は一斉に自分の役割を果たすための行動に移ります。これを企業に置き換えると艦長型リーダーシップといふことになります。このやり方では、その優秀なリーダーがいなくなると組織の力は衰えます。大企業では、代替する人間が何人もいますが、中小零細企業ではさうはいきません。

 陸軍、特に特殊部隊は、「インディビデュアル・コンバット」です。このスタイルが中小零細企業の目指す組織作りです。

 自己完結型の人間(インディビデユアル)を育成し、なおかつそこに組織機能をもたせる。

 ちよつと長くなつたので、明日も續きを書きます。

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このページは、宝徳 健が2016年9月 8日 08:28に書いたブログ記事です。

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