月の客(皇紀弐千六百七十六年九月二十五日)

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 我が國は、太古の昔より、自然道と共に生きてきました。人が萬物を支配するといふ歐米や支那とは違ひ、この世の萬物と共生していくと云ふ生き方です。

 ですから、七十二候と云ふ七十二もの季節があるのです。

 季節の素敵な言葉を時々紹介してゐます。 今日は、「月の客」です。
 お月さまが主としてもてなしてくれてゐるかのやうな表現です。

 この時期の月は、清(さや)けく氣髙い樣相です。きれいなきれいなお月樣が空に浮かんでくれてゐるだけで、そんな氣持ちになりますね。

 そんなお月さまに感謝してお供えをするのがお月見なのですね。

 「十五夜は月の客になつて、やさしい光を堪能しました。思へばお月樣つて、おもてなし上手ですね。誰でも、心ゆくまで和ませてくれるのですもの」

 なんて、手紙に書きたいですね。

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コメント(2)

こんにちは。
月はいいですよね。
宇宙開発とやらで、お月様に勝手に上がらないでほしい。
月面を土足で踏みにじらないでほしい。
と、常々思っとります。

本腰さん、こんにちは。コメントをいただき感謝します。そうそう、軍事技術を磨くためだけならお月様に土足で踏み入る必要はありませんよね。科学技術であるなら、日本のやり方が正解。
 科学技術をいう「真実」「事実」はもちろん大切ですが、お月様には、うさぎがいるという「真理」を大切に生きていきたいものです。

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このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2016年9月25日 04:28に書いたブログ記事です。

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