寒露 鴻雁來(皇紀弐千六百七十六年十月八日 四)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 今日から二十四節氣 寒露(かんろ)、そして、七十二候では、寒露 次候 鴻雁來(こうがんきたる)す。

 寒露とは、夜が長くなり、露が冷たく感じる頃です。朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空氣が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると美しいお月様が浮かびます。


天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ

 柿本人麻呂です。なんて美しい歌でせう。
 鴻池は、ツバメと入れ違いに雁が北から渡つてくる頃です。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ歸つていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
「初雁 写真」の画像検索結果

 美しい我が國の春を樂しみませう。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6526

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2016年10月 8日 11:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「七世紀の世界史における我が國(皇紀弐千六百七十六年十月八日 參)」です。

次のブログ記事は「十字軍(皇紀弐千六百七十六年十月九日)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。