フリードリッヒ二世(皇紀弐千六百七十六年十一月二十日 弐)

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 昨日、移動のとき、「荷物が重てぇなあ」と思いました。パソコンも入つてゐますが、これは、先日賈つた新品。なんと、ペットボトル程度の重さしかないすぐれものです。うれしい。では、重たいのはなぜ?

 鞄に入つてゐる本の數・・・。十二冊・・・・。重いはずです。私は、何冊もの本を一度に回し讀みします。浮氣者なのです(本だけですよ)。だつて、彼女(本)たちが、「ねえ、私から讀んでよ」「ちよつとまつてよ。私を無視するの?」「ねえねえ、次は私でしょ?」とかとか・・・・。いつも彼女をこれくらい連れて歩いてゐます。本が語りかける。本好きの人ならわかりますよね(笑)?

 さて、なぜ、歐州のことを書いてゐるのか。中世歐州を知らないと、近現代がわからないからです。我が國の江戸時代以降のことも歐州の理解なしではわからなくなります。

 さあ、フリードリッヒ二世の登場です。
 あの、塩野七海女史にして、古代のカエサルか中世のフリードリッヒ二世かといはしめる人物です。塩野七海女史の著作はたまりませんね。もちろん、フリードリッヒ二世の本も書かれてゐます。

 「古代にカエサルがいたように、中世にはこの男がいた」がサブタイトルです。

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 フリードリッヒ二世は、絶對的な力を持ったインノケンチウス三世が育てました。そのフリードリッヒ二世は、インノケンチウス三世亡き後の教皇グレゴリウス九世と激しく對立します。

 近代感覺を持つたフリードリッヒ二世がなぜ、グレゴリウス九世と對立したか。我が國では考へられない基準です。かういふことを知りながら、歐米人と付き合はないと、とんでもない目に合ひます。なぜ、世界が平和にならないか・・・。つづく

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このページは、宝徳 健が2016年11月20日 08:05に書いたブログ記事です。

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