徒然なるままに（皇紀弐千六百七十六年十二月十日）

　完全に支那の離間の計ですね。だいたい95％もの人間が一人の人間の敵に囘わるなどありえない。朝鮮半島とはかはいさうな地政です。あの半島が幸せだつたのは、日本が併合（植民地などにはしてゐない）していた時だけです。

　そして、我が國は、いつも朝鮮半島情勢のリスクを背負つてゐます。日清戰爭も日露戰爭も大東亞戰爭も。さらに、我が國は、支那と政治的に近いときには必ず不幸になつてゐます。支那と遠いときには幸せになつてゐます。菅原道真が遣唐使を廢止しました。平安文化が華を咲きました。

　危險だなあ。次の朝鮮半島のガバナンスは誰が握るんだらう。支那に握らせてはだめです。やはり我が國が大國にならないと世界は平和になりません。

　長谷川穂積選手が引退しました。お疲れ樣でした。本當に數々の感動をいただきました。ボクシング内容はもちろん、あなたの生き方に。ゆつくりとお過ごしください。一度飲みに行きたいなあ。

　TPPで、レンホーとかメディアがあほなことを言つてゐます。我が國が、GDPを1,000兆円目指して經濟發展をし、アジア諸國と手を携える最大のチャンスだとなぜいはない。歐州は混乱、ロシアは、ウクライナ問題でアジアに手を出せない。アメリカはトランプが自國優先をやらうとしてゐる。地政學敵にも大チャンスです。

　たまらなくおもしろい本が出ました。

　電通（なんでしたっけ）鬼の10則（でしたっけ）が、社員手帳から削除されるといふどうでもよいニュースが流れてゐます。あの内容いいじゃん。

　電通にいろいろな欠點があることなど少し關係したことのある人間なら誰でも知つてゐます。だけど、仕事はすごい。絶對にNOと云ひません。「おまかせください」「なんとかします」です。マーケティングのオリエン（コンペ）をしても、博報堂など他社は、私たちのオリエン通りにプレゼンしてきますが、電通だけは、オリエン内容からはずれたものをプレゼンしてきます。「あれっ？」といふと「ああ、あのオリエンではだめなので」と自信たつぷりに云ひます。

　だいたい電通があんな會社だとわかつて入つてゐるのでせう。なら黙つて働かなきゃ。これまで電通は、メディア界を支配してきました。電通に逆らつたら生きていけません。でも、最近の環境変化で、電通の力が一氣に弱まりました。メディアの反攻です。メディアなんてこんなものです。

　敗戰後、スイスの大使だか誰かが、日本に居座つて、日本の時計産業を潰さうとしました。マッカーサーに労働組合をセイコーに作れとねじ込みました。日本を弱くしたいマッカーサーは、すぐに實行しました。日本に「労働者」といふ汚い言葉が生まれた瞬間です。まあ、その後、セイコーはクォーツを作って、世界の時計産業がつぶれないように特許まで公開して、そのおかげで、スイスの時計産業はいまでも、細々と生きていられますが。

　おもしろい本が出ましたね～。古事記の宇宙。



　古事記の基本的な知識がないと讀むのがつらいかもしれませんが。ほんの少し古事記の知識があると、こんな面白い本はありません。我が國の陛下は、世界で唯一の天子樣です。大宇宙の壮大な動きとつながつてゐる世界で唯一の方です。大祓詞にも「天つ金木（あまつかなぎ）」や「天つ菅麻（あまつすがそ）」が出てきます。これは天と地を結ぶ道具です。

　そして、古事記のひとつひとつの言葉をこの本は解明してくれてゐます。古事記を原文で讀みたくなります。へー、ほー、の連續です。

　我が國に生まれてよかつた。をはり。