ルクセンブルグ(皇紀弐千六百七十六年十二月二十日 參)

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 誰にあげちやつたんだらう~。本棚にあつた ダ・ヴィンチ・コードがない(涙)。あげた記憶???

 うん、少しある。書棚の本を整理してゐます。整理しても整理しても、「こんなにあるの~?」といふ感じです。まだ、三千冊はあります。この前三百冊整理しましたが、本棚の見た目はあまりかはりません。
 整理する過程の中で、よい本も、つい、あげてしまふ。ごめんね。「なんで、私を見捨てるの?別れろつて云ふの?」といふ叫びがあり、そして、「今、僕のことを恨んでゐるんだらうな~」と。

 ちよつと、資金がほしいので、本を賣つたりしてゐますが、なんか、お金のために、自分の戀人を、女郎屋(表現が古すぎる?)に、賣り飛ばすやうで、悲しくて仕方がありません。手元を離れる時の彼女たちの、叫びが・・・・・・・・・・・・。ああ、ごめん。

 話を戻します。

 ダ・ヴィンチ・コートは、「キリストにはマグダラのマリアとの間に息子がいた」といふストーリーです。秘密結社 シオン修道會の教義を盛り込んでゐますが、出版された頃は、大問題になりました。こんなの カトリック教會主義が認めるはずがありませんものね。

 よく作者が殺されなかったものです。

 でも、これ、眞實なのかも。だつて、かうした考へは、ルクセンブルグ大公國では、公然の秘密として受け繼がれてゐます。ルクセンブルグは敬虔なカトリツク國です。

「ルクセンブルク 地図」の画像検索結果

 こーんな小さな國なんですよ。

 あの、野獣のやうな歐州の世界で、なぜ、こんな貴族の所領程度でしかない、ルクセンブルグが生き残れるか。

 歴史なんです。ルクセンブルグ家は、百年の間に三代、神聖ローマ皇帝を出した、ハプスブルグ家よりもすごい、歐州随一の名門です。だから、あの野蛮な歐州で獨立國として存在で来てゐます。

 歴史がいかに國にパワーを與へるか。日本人は知りません。
 
 ルクセンブルグのこの程度の歴史で、これだけすさまじいパワーを發揮するなら、我が國は、どれだけの力を持てるのでせうか。

 堂々とそれを世界に問へばいい。

 みなさん、もうそろそろ目を覺ましませんか?

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このページは、宝徳 健が2016年12月20日 06:28に書いたブログ記事です。

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