土脉潤起(皇紀弐千六百七十七年二月二十一日)

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 今は、二十四節氣では、「雨水(うすい)」です。七十二候では、雨水 次候 土脉潤起です。「つちのしょううるおひおこる」と讀みます。

 冷たい雪が暖かい春の雨に代はり、大地に潤いをあたへる頃です。寒さもゆるみ、眠つていた動物も目覺めます。
 春一番が吹き荒れるのもこの時期。たんぽぽが咲き始めるのもこの時期。蕗の薹も。

 地球温暖化なんて本當だらうか? 地球の長い歴史の中で、寒い時代も暑い時代もあつたはずです。人間のこざかしい知恵でどうこうできる自然ではない。なんか、誰かが設けたいから世論を先導することつて多いよなあ。

 どんなに私たちが右往左往しても、春夏秋冬は訪れ、木々の葉は繁り、實をつけ、草花は文句も言はずに、種がまかれたところで咲いてゐます。

 昔の私たちの先輩は、七十二ものの季節を「觀」じながら生きてきました。この自然道も我が國の國體なのですね。美しく素晴らしい我が國 日本。

薄氷 はんなり蒲公英 蕗の薹  春動き出す 陰から陽へ 

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このページは、宝徳 健が2017年2月21日 05:32に書いたブログ記事です。

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