「自慢させろ」といふのは、産經新聞の記事のタイトルです。私が言つてゐるわけではありません。
本当に自主性を重んじた髙校でした。生徒を完全に大人扱いです。よい教育です。
では、つづきです。
本当に自主性を重んじた髙校でした。生徒を完全に大人扱いです。よい教育です。
では、つづきです。
福岡県立福岡高校(下)認め合う校風、卒業後の絆に 三大行事の一つ「予餞会」
昨年12月20日、体育館に全校生徒が集合した。「全国大会、九州大会出場者表彰式」。ステージ上に部活動で優秀な成績を収めた3年生が並ぶ。その一人一人に、OBが表彰状やメダルを贈った。
表彰式は運動部OB有志が設立した「スポーツ振興会」が主導して始まった。
「母校のスポーツに心から声援を送り、在校生と卒業生の精神的つながりを強くする」。同振興会は、福高(ふっこう)運動部を物心両面で支援しようと昭和48年に立ち上がった。40年以上にわたって活動を続けている。
「勝手連的な組織です。表彰のほか、全国大会出場者への激励金やトレーニングマシンの購入、トレーナーの派遣も行っています。部活動に打ち込むにはお金がかかりますから」。振興会運営委員長の矢谷学氏(65)=昭和45年卒=は説明する。卒業生が参加するゴルフ大会の収益金や、同窓会総会で集める寄付金などを原資に、活動しているという。
卒業生の結束は、折に触れ発揮される。
平成22年、ラグビー部が全国大会出場を決めた。28年ぶりの快挙だった。卒業生を含め600人の大応援団が13台の夜行バスに乗り込み、会場の大阪・花園に向かった。関西在住のOBも集結し、スタンドは総勢千人で埋まった。
「現役時代に鍛え、覚えたエールや応援歌は、一生忘れることはない」(OB)。在校生、卒業生が一体となった応援にも後押しされ、ラグビー部は初戦を突破した。
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