福岡髙校テニス部日誌 S(皇紀弐千六百七十七年四月十日 弐)

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 前囘、たくさんの部員が、勉強と部活の両立に惱み辞めていつたと申し上げました。でも、出戻りの部員も多かつたのです。

 私の次のキャプテンM君もさうです。彼は結果的に京都大学に進學するほど成績がよかつたのです。一度退部した彼です。ある日、私が、部室に獨人でゐました。すると彼がやつてきました。「キャプテン」「おう、久しぶりやね。どげんしたんね」「もう一度、入部したいのですが」。目には涙があふれてゐます。「(戻つてきてくれるのか)」私の目にも涙がたまりました。「早よ、着替えやい。もうすぐ練習ばはじまるけん」。

 決して、厳しいだけではなく、みんなつながつてゐたのです。

 今日は、安河内B君。どつちがAかBか忘れました(笑)。ごめん。昭和五十一年です。

 縣大會 團體戰に向けた強化練習をやつてゐます。埜田・山口組といふのは團體戰のダブルスペアです。 團體戰は、シングルス×2、ダブルス×1の3試合で行われ2試合制した方が勝ちです。シングルスは、私と中垣君です。
 10月22日 金曜日 ☼ 安河内B

ストロークボール 3カンぐらい

練習内容
 ストローク(2年/1年)
 ボレー(3年)
 サーブ(2年)

2回ずつ
埜田・山口組VS宝徳・尾上組
埜田・山口組VS宝徳・中垣組
埜田・山口組VS中垣・尾上組

欠席者 中園さん、前田さん、御園さん 1年なし

感想

☆やりました。ついに試験が終わったのです。この1週間、食べるものも食べすぎ、寝るものも、寝すぎ、勉強の2字を忘れ、すごしてきた生活が、ついに終わってしまった。あ~かなし~。But、結果のことは考えてはいけないと思う。つねに過程が大切なのです。つねに、未来を見つめなければならなのです。

☆今日、森、真城、岡村、野又とIの5人で打ち上げをやった。ソフトクリームを食べ、ジュースを飲んで終わった。みんな40円ずつ出して200円のジュースを買い、ジャイケンで勝ったものが1口ずつ飲めるということにした。一番もうけた者 岡村、次 野又、次 I、次 真城、一番そんした物 森。当然の結果です。

☆明日から、練習がきつくなりそうだ。もうすぐ県大会だから。もうすぐインターハイ予選だから。時間はせまっているのだ・Time is money なのだ。ゆえにmoneyは大切にするのだ。―おわりー

 明日は部室そうじだから、早ねをする。I am まじめになったつもり。

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このページは、宝徳 健が2017年4月10日 03:06に書いたブログ記事です。

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