霜止出苗(皇紀弐千六百七十七年四月二十五日 五)

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 今日から七十二候 穀雨 次候 「霜止出苗」です。「しもやみてなえいづる」と讀みます。

 暖かくなり、霜も降らなくなり、苗がすくすくと育つ頃です。田植ゑの準備が始まり、活氣にあふれてゐる農家の様子が連想できる言葉です。

 天照大御神が、孫の 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨するときに三つの云ひつけをしました。これが、敗戰前は、小學生でも知つてゐた、三大神勅です。
天壌無窮の神勅(てんじょうむきゅうのしんちょく:我が子孫が日本の統治者であり、清く正しい統治をする限りそれは永遠に続く)

斎庭の稻穂の神勅(ゆにわのいなほのしんちょく:天照大御神は瓊瓊杵尊に稲の種を与え、これで民を養いなさいと命令した。日本は稲作国家である)

宝鏡奉斎の神勅(ほうきょうほうさいのしんちょく:天照大御神は瓊瓊杵尊に鏡を与え、これを私と思っていつも自分を映し出して自己を反省せよと命令した)


 斎庭の稻穂の神勅の季節ですね。美しい田畑が光つてゐます。

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このページは、宝徳 健が2017年4月25日 13:35に書いたブログ記事です。

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