このブログはもともと、人に讀んでもらふ目的で始めたのではありません。自分の考へ方の変遷とその時どう考へてゐたのかを確認するために書き始めました。そしてなんといつても、自分のプレゼンテーション能力の向上です。ブログでそれをやつた理由は、全世界にそれを表明しないと、さぼりやの私は續かないので。
この統帥綱領・統帥参考は、まだ、私は潜龍です。「潜龍用ひるべからず」ですが「確乎として抜くべからざるは潜龍なり(易経)」です(それとは志のこと)。潜龍の時代は、自分の考えや仕事を世に出してはいけません。でも確乎不抜の志と言つてこの時期に、だれにも負けに志を膨らませることが何より大切です。志をためてためて、そして、次の段階が見龍です。「大人を見るに利(よ)ろし」です。立派な人を見て、それを見習い、何度の何度も訓練を繰り返す時です。そして、守破離で、自分の獨自性を生んでからいよいよ世に出ていきます。躍龍→飛龍へと世の中へ出てきます。
私の統帥参考とMett-t(任務分析)は、まだ潜龍です。世に出す段階ではありません。志をためる時期です。 理想論を述べてばかりの支那の古典の中で、四書五經の五經だけは、とても、參考になります。特に易經は大好きです。まだ漢民族が滅びる前の何千年も前のことですし、支那人が純粋だつたころなのでせう。
このブログで、書きながら、繰り返し自分の軆に入れ、そして、志をためていきます。
讀んでいただかなくても結構ですが、經營者の方には役に立つことしかりです。 最近は優秀な行政官としての經營者が多くなってきました。それでも結構です。でも、本來の姿は、將の將です。
まずは統帥參考から。
この統帥綱領・統帥参考は、まだ、私は潜龍です。「潜龍用ひるべからず」ですが「確乎として抜くべからざるは潜龍なり(易経)」です(それとは志のこと)。潜龍の時代は、自分の考えや仕事を世に出してはいけません。でも確乎不抜の志と言つてこの時期に、だれにも負けに志を膨らませることが何より大切です。志をためてためて、そして、次の段階が見龍です。「大人を見るに利(よ)ろし」です。立派な人を見て、それを見習い、何度の何度も訓練を繰り返す時です。そして、守破離で、自分の獨自性を生んでからいよいよ世に出ていきます。躍龍→飛龍へと世の中へ出てきます。
私の統帥参考とMett-t(任務分析)は、まだ潜龍です。世に出す段階ではありません。志をためる時期です。 理想論を述べてばかりの支那の古典の中で、四書五經の五經だけは、とても、參考になります。特に易經は大好きです。まだ漢民族が滅びる前の何千年も前のことですし、支那人が純粋だつたころなのでせう。
このブログで、書きながら、繰り返し自分の軆に入れ、そして、志をためていきます。
讀んでいただかなくても結構ですが、經營者の方には役に立つことしかりです。 最近は優秀な行政官としての經營者が多くなってきました。それでも結構です。でも、本來の姿は、將の將です。
まずは統帥參考から。
一、統帥と幕僚
1.統帥の中心たり、原動力たるものは、實に將帥にして、古來、軍の勝敗はその軍隊よりも、むしろ將帥に負うところ所大なり。
戰勝は、将帥が勝利を信ずるに始まり、戰敗は、将帥が敗北を自認するによりて生ず。故に戰ひに最後の判決を與ふるものは實に將帥にあり。
※統帥:大軍の指揮 將帥:大軍の指揮官
解説
企業再生の仕事をたくさんやってきました。經營者からよく「社員が危機感を持たない」と云ふ言葉をよく聞きます。持つわけがありません。經營危機を招いたのは經營者であって、社員ではありません。おそらく、ほとんどの社員が、會社と心中しやうと思つてなどゐません。
また、よい時も惡い時も、經營者があきらめないこと(目的と目標の達成に向けて)が絶對条件になります。喧嘩でのさうですよね。 負けても負けてゐないと思つたら、喧嘩は負けではありません。だから、勝つときには、徹底的に(相手が負けたと思うまで)叩きのめさなければなりませんし、勝てないのなら喧嘩はしてはいけません。
そして何よりも大切な經營者の能力は、大勢の人間がピンチと思ふ状況において、「チャンス」と捉へることです。桶狭間の織田信長のやうに。小牧長久手の戰ひの德川家康のやうに(解説割愛)。
しかし、せっかくチャンスが来てゐるのに、ピンチと錯覺する經營者が多いのも事實です。
「敗れたる會戰とは、敗者が敗れたことを自認した會戰である。會戰は決して物質的に敗れたるものではない」(ジョセフ・ド・メーストル)。 この章、明日につづく。
1.統帥の中心たり、原動力たるものは、實に將帥にして、古來、軍の勝敗はその軍隊よりも、むしろ將帥に負うところ所大なり。
戰勝は、将帥が勝利を信ずるに始まり、戰敗は、将帥が敗北を自認するによりて生ず。故に戰ひに最後の判決を與ふるものは實に將帥にあり。
※統帥:大軍の指揮 將帥:大軍の指揮官
解説
企業再生の仕事をたくさんやってきました。經營者からよく「社員が危機感を持たない」と云ふ言葉をよく聞きます。持つわけがありません。經營危機を招いたのは經營者であって、社員ではありません。おそらく、ほとんどの社員が、會社と心中しやうと思つてなどゐません。
また、よい時も惡い時も、經營者があきらめないこと(目的と目標の達成に向けて)が絶對条件になります。喧嘩でのさうですよね。 負けても負けてゐないと思つたら、喧嘩は負けではありません。だから、勝つときには、徹底的に(相手が負けたと思うまで)叩きのめさなければなりませんし、勝てないのなら喧嘩はしてはいけません。
そして何よりも大切な經營者の能力は、大勢の人間がピンチと思ふ状況において、「チャンス」と捉へることです。桶狭間の織田信長のやうに。小牧長久手の戰ひの德川家康のやうに(解説割愛)。
しかし、せっかくチャンスが来てゐるのに、ピンチと錯覺する經營者が多いのも事實です。
「敗れたる會戰とは、敗者が敗れたことを自認した會戰である。會戰は決して物質的に敗れたるものではない」(ジョセフ・ド・メーストル)。 この章、明日につづく。
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