うまいラーメンとまずいラーメン(皇紀弐千六百七十七年五月十三日 四)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 これを書いたら▲37です。

 宇佐美の親父第二弾です。ずつと前にこのブログで書いたことです。復活~♪

 あるとき親父さんが「宝徳、飯を食っていけ」。

 経理にTさんがご馳走してくれる時は、かなりよいものなのですが、親父と行くとファミレスとかそんなとこです。でも、親父と話ができるのでうれしくてたまりません。この日はラーメン。
 とてもおいしいラーメンでした。

親父「宝徳、うまいか」
私「はい」

親父「なぜうまい」
私「・・・・・・・・・・」

 いつもこんな禪問答です。

親父「宝徳!なぜうまい!」
私「えっ? わかりません」

親父「かー、お前は相變はらず、馬鹿だなあ。馬鹿につける藥があつたら100万円出してでも賈つて、お前につけてやる」
私「親父さん、教へてくださいよ」

親父「お前は、まずいラーメンを食ったことはあるか」
私「そりゃあ、當然ありますよ」

親父「まずいラーメンを食ったことがあるから、うまいラーメンの味がわかるんだ!そんなこともわからんか!いいか、商賣はなあ、人よりも少しだけうまいラーメンを作ることを續けるんだ。それだけでいいんだ」

 脱帽です。あ~、親父に會ひたいな~。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/6875

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2017年5月13日 07:36に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「夜の會話(皇紀弐千六百七十七年十一月十三日 參)」です。

次のブログ記事は「和歌と國造り 6(皇紀弐千六百七十七年五月十三日 五)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。