命の手紙 32(皇紀弐千六百七十七年七月十六日 弐)

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 九十歳の親父から、かなり頻繁に手紙が來ます。何かを「遺」こしたいのでせう。引き繼ぐ義務があります。書き遺しておきます。手紙の來る頻度にブログがおいつきませんが(笑)。
☐昔話
☐海軍の朝から晩まで


 海軍では毎朝、軍艦旗掲揚の儀式が栄誉礼で行われていた。
【栄誉礼】
 国の賓客として迎えた他国の元首などに、敬意を表するために行う礼式。防衛大臣が交代したときにも、新任の大臣が栄誉礼を受ける。

夏季は0755(マルナナゴゴ)(午前7時55分)
冬季は0855(マルハチゴゴ)(午前8時55分)

「グンカンキアゲタカギジョウインエイヨレイシキニセイレツ(軍艦木揚げ方儀仗員栄誉礼式に整列)」がスピーカーから流れると、私たちは軍艦旗掲揚台の方向に向かって不動の姿勢(気をつけ)をとり、儀仗隊が吹奏するラッパ(君が代)が鳴り終わるまで敬礼をした。 つづく

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このページは、宝徳 健が2017年7月16日 04:48に書いたブログ記事です。

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