全然大丈夫・・・(皇紀弐千六百七十七年八月一日)

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 昨日、テレビを観てゐたら、アナウンサーが「全然大丈夫」と云ひました。椅子からごろげ落ちさうになりました。あんたら話すのが商賣だらう。「全然」のあとには否定形がきます。「まつたく大丈夫」が正しい使い方です。

 今朝、アプリ」を観ていたらこんなのが。



  ひっくりかえりさうになりました。福岡NO.1の地銀がこのていたらくです。恥ずかしくないのだらうか?誰も氣づかないのだらうか?

 何人かに、これを送ったら「どこがおかしいの?」と。

 最近、人と話をしていて、「この人は、なぜ、このシーンでこんな日本語を使ふのだらうか」と思ふことがしばしばです。こちらがカチンときても氣づかない。

 我が國は、言霊の幸(さきは)ふ國です。美しい言葉を使つてゐたから、みんな幸せになつた國でした。

 美しいものを汚すのは支那人だけでたくさんです。 平成二十四年七月二十三日のブログ記事です。
  あの聞き苦しい、「あの~↗」「だから~↗」「こうこうこうして~↗」「私は~↗」「こう思って~↗」は、もう、末期的症状ですね。日本になぜ、こんな不幸な事件がたくさん起きるかという原因は、正しい歴史と正しい言葉を知らないからです。 無自覚失語症候群とでも言うのでしょうか。

 コンビニでまた聞きました。「袋の方はよろしかったですか?」「お弁当の方のあたためはよろしかったですか?」
どこの国の人なのだろう? 袋や弁当を持って、私に、どこに行けというのだろうか? まだ温めてないのに、過去形を使うなよ。私はこの言葉を聞いて悲しくなりたくないので、最初から「袋をお願いします」「弁当は温めなくて結構です」と言います。
 さて、問題です。

次の文の不適切な箇所を訂正してください。

①「失礼ですが、吉田さんでございますか」
②「角田さんは、ご出身はどちらでございますか」
③「外は寒くございますので、こちらでコートをお召ください」
④「どちらにお住まいでございますか」

 笑い話のような問題を出してすみません。こんな当たり前の問題を出すなよとお怒りもいただくかも。でも、この表現はよく聞きます。

 また、社外の人も出席しているパーティなどで、社内の司会者が「〇〇社長から、お話をいただきます」というのを聞いた時には気絶しそうになります。思わずその場で土下座しそうですね(笑)。

ことだまの さきはふ大和の 言の葉を 學びつかひて こころかよはす

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このページは、宝徳 健が2017年8月 1日 09:39に書いたブログ記事です。

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