戰國策 再16(皇紀弐千六百七十七年八月五日 五)

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 甘茂(かんぼう)と秦の武王が約束をしたところまででした。

 有名な息壤における約束です。

 甘茂は宜陽の攻略にかかりました。でも、五ヶ月たっても攻め落とせません。案の定武王の側近が、武王に攻撃中止を進言しました。側近の意見に心を動 かされた武王は、甘茂を呼び寄せて中止を命令しました。甘茂は、武王に詰め寄りました。

「息壤をお忘れか」

「そうであった」

 王は全兵力を投入して、甘茂に攻撃を続行させました。宜陽はついに落ちました。

 古代中国では、下手をすると、殺されるところまでいきます。こうやって身の安全を守る術も必要だったのです。

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このページは、宝徳 健が2017年8月 5日 15:33に書いたブログ記事です。

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