この世をば わが世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば
云はずと知れた藤原道長の歌です。源氏物語が書かれた當時、權勢を極めました。この藤原道長を皮肉ったのが源氏物語とも云はれてゐます。さて、桐壺院がお隠れ遊ばしてから、宮中の勢力図ががらりと變はりました。
光源氏の友であり、左大臣の息子である三位中將(さんみのちゅうじょう かつての頭中將 とうじょちゅうじょう)も同僚です。彼の奥さんは、右大臣の娘なんですが、仲があまりよくありません。
光源氏も左大臣派です。左大臣は、桐壺院の信頼が厚かつたのですが、桐壺院崩御後は、その力も低下します。權力爭ひが嫌になり、左大臣をやめてしまひました。
こんな危險な状況なのに、光源氏は、藤壺との逢瀬を企みます。
なんちゅうやっぢゃ。つづく
光源氏も左大臣派です。左大臣は、桐壺院の信頼が厚かつたのですが、桐壺院崩御後は、その力も低下します。權力爭ひが嫌になり、左大臣をやめてしまひました。
こんな危險な状況なのに、光源氏は、藤壺との逢瀬を企みます。
なんちゅうやっぢゃ。つづく
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