どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝 44(皇紀弐千六百七十七年八月二十三日 六)

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 これもらいました。なんと館山市立博物館が發刊してゐます。278円。面白い。

 源氏物語にしても八犬傳にしても、長いので、途中で讀むのをやめるひとがたくさん。といふかほとんど。だから、かういふ本で、全體像をつかむのもいいかも。さて、つづきです。

 犬山道節に逃げられた額蔵です。さて、ところで、大塚村の蟇六(ひきろく)と亀篠(かめざさ)はどうなったのでしょうか?
 大塚村の蟇六の屋敷には、陣代が仲人と一緒に婿入りにやってきました。しかし、浜路はいません。お詫びの印に差し出した銘刀村雨丸は、ためしに抜いてみると、水気どころか、へなへなで柱に当たったら切っ先が曲がるようななまくら刀です。激怒した陣代は、蟇六・亀篠夫婦をなぶり殺しにしました。

 そのとき、ちょうど戻ってきた額蔵は、蟇六・亀篠夫婦の仇として、陣代を討ち取ってしまったのです。これは大変。額蔵は、翌日捕えられて役所に引き立てられてしまいました。

 なんという展開。今日は、ちょっと短いのですが、きりがいいので、ここまでです。さて、みなさん、気になっていることがあるでしょう???

 そうです、信乃はどうなったか・・・。つづく。

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このページは、宝徳 健が2017年8月23日 09:01に書いたブログ記事です。

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