戰國策 再31(皇紀弐千六百七十七年九月二十六日 四)

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 「呂不韋の先物買い」の続きです。秦の始皇帝の父(荘襄王:この当時は子楚)が趙に人質となっているとき、呂不韋が子楚を担ぎ出そうとします。

 呂不韋が子楚に近づきます。

 

「あなたの異母兄、子傒(しけい)さまは、王位を継がれる実績がおありになる。それに、あの方の母上は宮中に勢力をはっています。あなたは、母上の 力があてにできないうえに、ご自身も政情不安な他国に身をおいてまず。ひとたびお国と秦と盟約とくずれれば、無事ではすみません。いかがでしょう、わたし が耕作しますから、ご帰国なさっては? 王位を継がれることも可能です。きっと国許から迎えにくるよう工作しましょう」

 ここからの呂不韋の作戦がすごいのです。お楽しみに。「りょふい」と読みます。

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このページは、宝徳 健が2017年9月26日 03:44に書いたブログ記事です。

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