讀賣新聞つれづれ(皇紀弐千六百七十七年十二月十日)

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 もう、明日のルーティンです。十二月五日の讀賣新聞朝刊の素敵な記事紹介のつづきです。

 灘五郷の記事の中で、日本酒の「甘口」と「辛口」の違ひが書かれてゐました。酒は好きだけど、あまり詳しく知らないや。
 甘口は糖分量が多いさうです。辛口と言つても辛い味はないと。へ~。糖分量は水の比重と比較した「日本酒度」と云ふ尺度で示され、糖分が多いほどマイナス、少ないほどプラスになるさうです。

 國税庁によると、2015年度に市販された純米酒の日本酒度の全国平均は10年前と比べて1.0上がって、4.4と書いてあります。辛口が好まれるのですね。なるほど。

 えつと、次は・・・・・・・。
 「患者に食べる楽しみを」と云ふタイトルで、三嶋商事社長 三嶋頼之氏が出てゐました。堺市西区にある會社です。この會社は、腎臓病の人向けに開發された「低たんぱくごはん」などの治療食、飲み込みやすく工夫した介護職を病院や髙齢者福祉施設に降ろし、一般向けにネット通販もやってゐます。

http://www.mishima-s.com/company/

 HPをみましたがよい會社です。素晴らしい。「食べることは生きること。食は誰にとっても大切」。なんでも4,000種類を扱ってゐるさうです。2016年には、たんぱく質を普通のコメの50分の1に減らした、低たんぱく米を売り出しました。
みしまのたんぱく質調整米1/50 3kg


 それでも「本当にその人に合う商品が選ばれてゐるのだらうか」と惱むさうです。なんて素敵な仕事なんだ。

 ネットでニュースや自分の興味ある情報しかみない人が増えてゐますが、それだと狭くなりますよね。新聞の政治・經濟と相手を落とす社會部の記者が書いた記事は、もう目が當てられませんが、かういふ記事はいいですね。

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このページは、宝徳 健が2017年12月 9日 22:36に書いたブログ記事です。

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