熊蟄穴(皇紀弐千六百七十七年十二月十三日 弐)

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 十二月十一日~十五日は、七十二候 大雪 次候 熊蟄穴です。「くまあなにこもる」と讀みます。

 熊が冬ごもりの時期に入り、穴にこもる頃です。春になるまで、穴の中で過ごします。熊だけではなく、しまりすや蛙、こうもりも冬ごもりを始めます。冬眠ですね。
 北海道のヒグマは、8月終はりにはもう冬毛に生え替わつて冬支度を始めるさうです。寒くなつてくると、シャベルのような爪でガシガシ掘つた穴に おしりをはめて寝ていたりしますが、雪を合圖に、全軆仕様に改築します。體から湯氣を出し、一心不乱に3時間くらいかけて掘った穴の内部は、壁を塗つたように丁寧な仕上がるさうです。

 實りの秋に、山のドングリ・小桑・ヤマブドウなどの木の實をどんどん食べ、フンもたくさんします。このフンは、ブドウや小桑のジャムに似てワインのようないい匂ひがするさうです。かうして毛皮の下には、7〜8センチもの脂肪が蓄えられます。

 なんと冬眠中に出産する熊もゐるさうです。面白いですね~。

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このページは、宝徳 健が2017年12月13日 06:36に書いたブログ記事です。

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