天忍穂耳命(皇紀弐千六百七十七年十二月十九日)

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 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の最終囘です。

 人間社會の奇跡 我が國體 シラスのことはお分かりいただけたでせうか? そして、これこそが我が國の憲法だといふことを。なので、憲法と云ふ名の文章でしかない 邪教 日本國憲法と云ふ「憲法典」は、憲法違反なのです。

 このシリーズの本題は、實はそこではなく、天忍穂耳命ではなく、降臨したのは 天孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)であるといふことです。私は、長らく、天忍穂耳命がマザコンだから降臨しなかつたとばかり思つてゐました。それを産經新聞が目を覺ましてくれました。くやしいやらうれしいやら(笑)。

 もちろんマザコンだと云ふ理由もあるのですが、それだけではなかつたのです。
 天忍穂耳命の妻、つまり瓊瓊杵尊の母は、髙御産巣日神の娘だったのです!!!!!

 古事記の最初に出てくる三柱(神様を數へる單位は 柱)です。造化三神と云はれてゐます。格の髙さといつたら、伊邪那岐よりもはるかに髙い。髙御産巣日神(たかみむすひのかみ)は、

 苔が生すなどの「むす」→生産、生成、生命の誕生
  +
 「び」→太陽 つまり天地創造の神です。

 また「結び」=男女が結ばれることです。

 天照大神と素戔嗚尊の「うけひ」でできた子供たち。それは、素戔嗚尊が父となるわけですが、それよりも髙御産巣日神が父の方が格が恐ろしく高くなります。

 なるほど~~~。だから天「孫」が降臨したのだ~~。

 さて、産經新聞はもうひとつ面白い話を。我が郷里 福岡県の添田町に、英彦山があります。「ひこさん」と讀みます。

JR彦山駅
 標髙1,200メートルです。ここには、天忍穂耳命が祀られた英彦山神社があります。

 JR彦山駅

 わかります?天照大神、つまり、「日」の御子が降臨して鎮座したので「日子山 ひこさん」と名付けられたのです。今は、英彦山です。

 なんとなんと、もうひとつの降臨伝承です!!! なんて素敵なんだ!我が國は!

 産經新聞偉い! 今囘はほめてあげます(笑)。

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このページは、宝徳 健が2017年12月18日 20:14に書いたブログ記事です。

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