語から光へ(皇紀弐千六百七十八年一月十四日 弐)

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 歌會始が十二日に宮中で「語」をお題に開かれました。

天皇陛下御製
語りつつ あしたの苑を 歩みゆけば 林の中に きんらんの咲く

 ある春の日に、皇后さまとともに皇居・東御苑を散策中に、二の丸庭園の雑木林で絶滅危惧種のキンランの花をみつけれらたときのことを詠まれました。
きんらん 写真 に対する画像結果

皇后陛下お歌

語るなく 重きを負ひし 君が肩に 早春の日差し 静かにそそぐ

 象徴天皇のあるべき姿を求めてこられた陛下の歩みを思ひつつ、穏やかな日差しの中におられる陛下を見上げた際のことを詠まれてゐます。


 今年のお題は「光」。昨年は出しそびれました。今年は出します。

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このページは、宝徳 健が2018年1月14日 05:31に書いたブログ記事です。

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