カウンセリングの技法 再21(皇紀弐千六百七十八年三月二十二日 參)

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 カウンセリングには三段階がありました(20101017)。

①リレーションをつくる
②問題の核心をつかむ
③適切な処置をする

 リレーションを作るために「受容と支持」が必要でした。問題の核心をつかむために「繰り返し」「明確化」「質問」を勉強しました。

 今は、③適切な「処置」を勉強しています。「処置」の中の「スーパービジョン」を勉強しています。今日は、スーパービジョンの中のシェーピングを勉強する約束でしたね。

 例えば、ある女性と上手に会話ができないという学生がいるとします。そういうときは次のようなプログラムを作ります。

 

一週間目 授業のときに女性の隣に座る

二週間目 「今、何時ですか」と聞く

三週間目 ノートをちょっと見せてもらう

四週間目 お礼に何か本でも貸してあげる

五週間目 天気の話をする

六週間目 この授業に対する自分の感想を述べて、相手の感想を聞かせてもらう

 このように順繰りにスキルを高めていきます。ひとつひとつをこなすたびにほめてやるのです。

 さて、次回から「処置」の中のコンサルテーションを勉強していきましょう。

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このページは、宝徳 健が2018年3月21日 20:04に書いたブログ記事です。

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