本(皇紀弐千六百七十八年四月二十四日)

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 この記事から、明日のルーティンです。

 面白い本がたくさん。あ~、面白い。この世は面白い。知らないことばかりです。

 「源氏物語ものがたり」の画像検索結果

 ああ、やはり。こんなにも、たくさんの人たちが、千年以上も源氏物語を愛していたんだ。
 最初、讀んだときはさつぱりわかりませんでした。二度目讀んだ時は、悲しくて涙が出さうでした。三度目讀んだ時は、本を投げたくなりました。四度目・・・・。なんとなくわかるやうになりました。今は、何度目だろう。源氏物語を讀むのは。

 この本は、源氏物語に魅せられた九人の男が、何度も何度も、源氏物語を讀んで、素敵な素敵な紫式部が後世に残したなぞを自分なりに解釈を積み上げている本です。

 紫式部の書いた源氏物語は、まるで、永遠に破壊できないOS(オペレーションソフト)のようです。ほんの少し触れるだけでは、私たちはAS(アプリケーションソフト)のもなれない。

 なるほど、なるほどとうなづいてしまひます。やはり、こんなにたくさんの男たちが、源氏物語に戀をしていたんだ~。

戦国武将の精神分析(宝島社新書)

 なるほどね。本ってかういふ風に書くんだ。昔、本を書かないかと云はれたことがありましたが、皆目、發想が浮かびませんでした。

 この二人にかかったら、織田信長も徳川家康も豊臣秀吉も、かたなしです。石田光成なんか、アスペルガーにされてゐます(爆笑)。

 この本から少しお堅くなります。最近、いろいろなジャンルの本を讀んでゐます。

「戦史」の画像検索結果

 堅そうですが、この本は讀んだはうがいい。

 アテネの興隆と衰退。ぺロポネソス戰爭經過を記録してゐます。「歴史」「ペロポネソス戰爭史」とも呼ばれてゐます。トゥキディデスは、ペロポネソス戦争がギリシア世界を揺るがす大戦に発展すると考え、その記録を残す事によって後世の人々が似たような事態に直面したときに、この記録(故に戦史と称された)を教訓としてうまく活かせるようとの意図で執筆したと、序言で述べている。

 そして、この戰史と並び称されるのがヘロドトスの歴史です。

「ヘロドトス 歴史 上中下」の画像検索結果
 
 我が國は素晴らしい。これらが全部日本語で讀める。

 學生時代にインド人の友達に聞かれたことがありました。「日本の大學は、何語で講義をしているんだ」と。「日本語」と答へたら、ひつくりかえりさうになつてゐました。

 そう。こんな國はありません。

 せつかく日本人に生まれたのだから、本を讀まないなんてそんなことをしてはいけません。

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このページは、宝徳 健が2018年4月23日 16:37に書いたブログ記事です。

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