源氏物語 再43(皇紀弐千六百七十八年六月二十四日 五)

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 いよいよ藤壺が中宮になります。帝の寵愛はますます深まります(20170120)。

 面白くないのが弘徽殿女御です。帝は、自分の退位を考へます。さうすれば、弘徽殿女御が生んだ東宮が帝位を繼ぐのは必定です。帝は弘徽殿女御(こきでんのにょご)に「さうすればあなたは皇太后になるんだから」と宥めます。

 そして、光源氏は宰相のポストに就きます。藤壺が中宮として入内(じゅだい)する夜には、お供の役をおおせつかりま。 やっべえ~。

 でも、光源氏は「つらいな~」と。光源氏も辛いのですが、藤壺はもつとつらい。

 藤壺の子は、罪の子。でも、絶世の美男美女 光源氏と藤壺の子供です。成長するにつれて、それはそれは美しく育つていきました。光源氏のやうにあでやかに、さながら天に月と日がふたつながらのやうに輝いてゐるやうです。

 さあ、源氏物語は、第八帖に入ります。こんどは紫式部のどんなしかけがあるのでせうか?

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このページは、宝徳 健が2018年6月23日 22:04に書いたブログ記事です。

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