この記事から明日のルーティンです。
リーダーの定義は都度都度このブログで申し上げてゐます。では、リーダーの絶對条件は何か!
いかなる状況でもチームを勝利に導くために
意思決定
と云ふ、孤獨なリーダーにしかできないことをやることです。これが出来ない人はリーダーではありません。「みんなの意見を聞いてから」。手法のオペレーションを決めるときは大切なことでせう。しかし、戦略を決定するときにこの言葉を吐く輩は、リーダーとは絶對に呼べません。
さて、人間は知識だけ持っていてもだめです。
知識:知るか知らないか
見識:本質を見抜けるか
活識:できるかできないか
胆識:やるかやらないか 断固として実行する勇氣
喜識:その苦しみさへも受け留めで實行する
我が國は、敗戰後の誤った教育によりリーダー教育がどこにもなくなってしまひました。せいぜいマネジメント教育です。だから、優秀な行政官は出ますが、眞のリーダーはどこの分野にも出ない。
もつと云ふと、明治維新でリーダーは失はれました。ただ、江戸時代と云ふ軍事政權の武士、寺子屋で育った庶民は、官立學校ではなかつたので、リーダーが育ってゐました。
それを、武士を亡くし、髙等文官試驗にしました。寺子屋を亡くし、官立學校にしてしまひました。江戸時代の正しい教育を受けた人たちが生きていたころはまだよかったのですが、この官立教育出軆者が世の中を覆ふやうになつて、我が國は、おかしくなりました。海軍は、ハンモックナンバー(戰爭がいくらうまくても海軍大學の成績で將來がすべて決まった)といふ官僚制度ですべてがきまりました。なので、山本五十六などと云ふ、國家を敗戰に導く人間が出てきてしまひました。
官立學校は不要です。そんなお金があるのなら、給付型の奨學金にすればいい。
暴論ですって? みなさんが、見習へ見習へと言ってゐる欧米の有名校はみんな私立です。ハーバードしかり、MITしかり、オックスフォードしかり、ケンブリッジしかり。
前を気が長くなりました。久しぶりに骨のある政治家に出逢ひました。
上川陽子法務大臣
胆識です。リーダーです。
オウム真理教の麻原以下の死刑執行命令書に署名をしました。
かつて故 鳩山邦夫法相が死刑執行命令書に署名をした際、朝日新聞は「死に神」と忌まわしい言葉を投げつけました。普段は、護憲・護憲と騒ぎながら、刑事訴訟法なんてまもらなくていいといふのか。
今囘の相手はオウムです。上川さんは暗殺の危機さへあります。
上川さんを應援します。
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