KANO(皇紀弐千六百七十八年八月二十六日)

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 今年の甲子園は素晴らし熱戰續きでした。レベルが髙いなあ。ひとつだけ。確かに金足農業髙校は強いし観ていて感動を覺へました。ただ、世間が惡ひ。マスゴミがどうしやうもない。

 敗者を必要以上に讃へるな。それだけ。勝者は大阪桐蔭です。

 閑話休題。「命の手紙」の記事の中で、父が朝日新聞にKANO髙校についてお願いしてゐます(私の父が朝日新聞にお願いするなど、天地がひっくりかえるほどの事件です)。先日の産經新聞にちやうどANO髙校の記事が載つてゐましたので紹介しておきます。
 

8/24(金) 7:55配信

産経新聞

 ■農業高・甲子園準優勝・KANO...日本統治下の代表チームと共通点

 甲子園での第100回全国高校野球選手権大会で準優勝の金足(かなあし)農(秋田)の活躍を台湾の人々も見守った。台湾が日本統治下に置かれていた1931(昭和6)年の第17回大会で、準優勝に輝いた同じ農業高校の「嘉義(かぎ)農林」を台湾代表として送り込んだ歴史を持つためだ。台湾では会員制交流サイト(SNS)で「金足農を応援しよう」という書き込みがされるなど、海を越えて応援が広がった。

 嘉義農林はメンバーが日本人と中国大陸がルーツの漢民族、台湾先住民の混合チーム。漢民族の呉明捷(ごめいしょう)投手を中心とした堅い守りと、足を積極的に使う攻撃で快進撃を見せた。

 中京商(現中京大中京)との決勝では疲れの見えた呉投手が11安打され、4失点。打線も沈黙して0-4で敗れたが、チームは甲子園のファンにさわやかな印象を与え、人気を集めた。

 作家の菊池寛は観戦記(大阪朝日新聞)で「嘉義びいきになった」と告白。理由を「変った(異なる)人種が、同じ目的のため共同し努力しているということが、何となく涙ぐましい感じを起こさせる」とつづった。呉投手は決勝までの全4試合で完投。6試合で5完投を含む50イニングを投げた金足農の吉田輝星投手に匹敵する働きを見せた。両チームが全試合を9人で戦い抜いた点も共通している。

 金足農を破った大阪桐蔭は史上初となる2度目の春夏連覇を達成。嘉義農林を倒した中京商も、この年の初出場初優勝から夏3連覇を成し遂げた。ともに難攻不落の"大きな壁"に優勝を阻まれた点も似ている。

 呉投手の次男で、埼玉県在住の自営業、堀川盛邦さん(63)は「吉田投手の前評判は高かったが、両チームとも雑草魂で決勝まではい上がった点は同じ」とみる。

 台湾では嘉義農林を描いた映画「KANO」が2014(平成26)年に大ヒット。堀川さんによれば、金足農のユニホームの胸文字が「KANANO」でよく似ていることから、台湾でも今大会の快進撃が耳目を集めた。堀川さんは「金足農のおかげで嘉義農林の名がまた、クローズアップされたことはうれしい」と、しみじみ話した。 (三浦馨)

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このページは、宝徳 健が2018年8月26日 09:22に書いたブログ記事です。

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