大雨時行(皇紀弐千六百七十八年八月二日 參)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 今日から、七十二候 大暑 末候 大雨時行です。「たいうときどきふる」と讀みます。

 夕立ちや臺風などの夏の雨が激しく降る頃です。きれいな青空に湧き上がる入道雲は、夕立の兆候です。


 入道雲=積亂雲。


 入道雲の「入道」とは、そもそも"佛道(佛教)"に入ることを意味してゐます。そこからお坊さんを、
入道と言ひ始めたのが由來です。信玄入道なんて云ひますよね。

 その後、お坊さんでなくとも坊主頭の人のことも入道とも呼ぶ樣になりました。江戸時代の怪談話にも坊主頭の妖怪に「大入道」と付けられている妖怪がいて、この坊主頭の化け物から由來があるとされてゐます。



トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/7847

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2018年8月 1日 08:51に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「肉のまるかつ(皇紀弐千六百七十八年八月二日 弐)」です。

次のブログ記事は「源氏物語 再58(皇紀弐千六百七十八年八月二日 四)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。