つれづれなるままに(皇紀弐千六百七十八年八月五日 七)

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 杉田水脈(みお)議員が叩かれまくってゐますね。彼女はなかなか素晴らしい政治家です。

 なんだつけ?覺へたくもないことばLGBTでしたっけ。レズ・ゲイ・・・・まあいいや。

 誰が誰を好きになろうと、そんなこと私には興味がありませんし、どうぞご自由に。人に迷惑さえかけなければ。ただし、ひと言。覺悟をもつてさうやつて生きるならマイナーな世界で生きてください。マイナーがメジャーになると世の中は崩壊します。それだけ。杉田さんもそれが言ひたいだけ。ほつとけほつとけ。

 上川法相にも非難が。
 死刑を廢止してゐる國の方が多いとか云ふわけのわからない議論が。愚か極まりないですね。支那やロシアが人を殺すことに髪の毛程の罪悪感も感じないのはいまさら説明の余地がないでせう。歐米は、違ふのです。彼らは、さう安やすやすと殺してなるものか、生かしておいて苦しみを死ぬまで味あはせてやる!!! です。だから懲役何百年なんてのがあります。

 文化の違ひを自分たちのイデオロギー(つまり思ひ込み)だけで論じるな。

 日本新聞協会が「記者へのセクシャルハラスメントは人権侵害にとどまらず、取材活動を制限し・・・・」とかなんとかの決議を採択したとかしないとか。朝日新聞の女性記者は、セクハラを上司に報告しても我慢しろと言はれてゐたさうです。それと、最近の週刊誌に朝日新聞と毎日新聞の社内セクハラの記事が。權力に文句を云ふ前に、自分たちがぜひどうぞ。

 阿川三部作といふものがあります。阿川弘之が三人の軍人のことについて書いた作品です。山本五十六、井上成美、米内光正。どうやつたらこの三人を美化できるのか、私には皆目見當がつきません。どちらかといふと我が國を滅ぼした軍人たちです。ところが私も、若い時、ドキドキしながら、讀んで。そして騙されました。司馬遼太郎、山崎豊子、吉村昭、城山三郎・・・・・。ああ、悲しい。小説とは書きたいエキスを見つけ、それを軸にストーリーを創り上げていくときに、一部では、讀者をだまさなければならないことはよくわかります。しかし、彼らはあまりにもひどすぎます。筆が強いのでよけいだまされます。司馬遼太郎は、誰かを惡人に設定しなければ書きません。山崎豊子はさすが毎日新聞出身です。沈まぬ太陽で、極惡労働組合委員長を善人に仕立て上げました。運命の人で、毎日新聞の國賊記者をヒーローに仕立て上げました。

 今囘、また、どこかの出版社から井上成美の本が・・・・。もうやめてくれ。

 文藝春秋の落日については、またいずれ書きます。あんなに素晴らしかった文藝春秋がもうメタメタです。

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このページは、宝徳 健が2018年8月 5日 08:15に書いたブログ記事です。

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