命の手紙 122(皇紀弐千六百七十八年八月十六日 參)

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 今年九十一歳の父が、定期的に手紙を送っていきます。自分が生きた証を私たちに傳へやうと。それを私はこのブログに「遺して」ゐます。

 父が、朝日新聞に甲子園百囘大會への提言をしてゐます。あの朝日が聞くはずがない内容ですが、本当に「祖國」を愛してゐたら當然の内容です。 今日は、朝日新聞にに送った手紙です。次囘から、KANOの内容です。
平成29年10月10日
朝日新聞大阪本社
高校野球関連の部 御中
〒530-8211
大阪市北区中之島2-3-18
中之島フェスティバルタワー東館
                                              〒   
                                              住所は省略
                                              宝徳 佳男(ほうとく よしお)
                                              電話番号も省略

 拝啓 時下益々ご清栄のことと慶賀申し上げます。

 この通信は、御社の「東京」「大阪」のどちらに差し上げたらいいのか迷いましたが「大阪本社」は全国高校野球選手権大会が催されるいわゆる地元ですから、大阪に差し上げます。

 来年(平成30年)は、全国高校野球選手権大会は100年を迎えます。おめでとうございます。来年の記念大会は種々条項が拡大されると聞いております。

 第17回全国中等学校優勝野球大会で準優勝した台湾州立嘉義農林高校野球部の実話が「KANO1931海の向こうの甲子園」のタイトルで、台湾で映画化されて日本でも公開されました。

 私(90歳 昨年なので)は、第17回大会のときはまだ幼児でしたが、父が朝鮮総督府、元山府庁・
咸鏡南道道庁に勤務していましたので、すべての記憶は外地(朝鮮)での生活の中にあります。公開された映画を見て、台湾と日本の接点に感動を覚えるものがありました。

 お願いがあります。

 来年の100回記念大会に「かっての嘉義農林(現・国立嘉義大学)」に、なんらかの形で甲子園の土を踏む機会を与えていただけませんか。

 右お願いする次第です。

 ご多忙中、申し訳ありませんでした。

敬具

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このページは、宝徳 健が2018年8月15日 20:22に書いたブログ記事です。

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