高山正之先生の記事(皇紀弐千六百七十八年九月二十八日 八)

| コメント(0) | トラックバック(0)
 高屋正之先生の記事は軽快ですね。この人の記事にはかならず ウラトリがあります。つまり、きちんとした取材や調査をして書くので、朝日新聞のように嘘がありません。

 今週の週刊新潮の記事も面白かった。といふか、私ごときが云ふと、「何を言ってゐるんですか」と人から非難されることを書いてくださってゐます。やはり、そうなですよね。

 長いので、數日に分けて書きます。

 タイトルは 明治150年に
 産經新聞に入ったころ勇敢に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」の連載が載っていた。人物の描写
すごく感心したのを覚えている。

 70年安保のころは「坂の上の雲」がやはり産經夕刊に連載された。勇敢が届くのが待ち遠しかった。

 「新聞は朝日だ」とあのころから馬鹿を言っていた兄も産經新聞に切り替えた。「坂の上」効果だった。

 ただ連載が進んでいくうちにあれほど感心していた人物描写が妙に重く、読むのが嫌にさえなってきた。

 例えば旅順港要塞後略で多数の戦死者を出した乃木希典について。無能だの何だのと酷評する。参謀の伊地知幸介いもっとすさまじい罵声を浴びせていた。

 日本人作家でここまで人を罵る人を知らない。  つづく

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/7968

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2018年9月28日 07:42に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Tennis Diary 一つずつ不可能を可能に 14(皇紀弐千六百七十八年九月二十八日 七)」です。

次のブログ記事は「こんな人はいませんか? 3(皇紀弐千六百七十八年九月二十八日 九)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。