入院中でも懲りない男 事故篇 8(皇紀弐千六百七十八年九月二十八 十)

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八月八日 入院四日目 手術三日目です。

 もう手術から一か月以上經つたのですね。骨を歯茎に移植したので歯茎の形が大分變はりました。なので、入れ歯を作り直してゐます。入れた骨が固まるまで半年ぐらいかかります。それからインプラント。それまで入れ歯ですが、作り直すまでは入れ歯の仮歯です。

 でも、骨が入ると嚙む力が全く違う。人間の身体には無駄なものは一つもないのですね。腰骨移植手術をしたすぐも、歩くと左右のバランスが惡い。たった歯茎に入れるだけの骨を取っただけなのに。

 手術前には、形成の美熟女先生からは、「痛みはかなりあります。月單位で治っていくでせう」と云はれてゐましたが、もう手術五日目ぐらいからは全く痛みもありません。退院してから口も腰も痛まないので痛み止めの薬は一切飲んでゐません。

 さて、この日は、千客萬來の日でした。
 私が、医師や薬剤師や看護婦にバシバシ意見を云ふので、この日は、看護婦さんから、「寳德さん、實は、同病院の専門学生の研修生が實習に来てゐます。ぜひ、宝徳さん、何かお話してあげてください」と。

 と女子1名。いろいろ質問されました。何を話したかなあ?覺へてゐませんが、初々しいっていいですね。

 するご、午後に、看護婦さんが「もう二人いいですか?」と。

 担當医師は様子見に来るわ、研修生は来るわで、とても樂しい日でした。入院中は、仕事・本・ブログなどをやろうとしてもどうしても、なんかリズムが狂います。やつてゐても、診察に呼ばれるとパソコンから何から一度片づけなくてはなりません(盗難の恐れがあるので)。だから、かういう日はうれしいなあ。

 この日はまだ少し痛みがありました。口も腰も。だから、買い物に行くのもビッコを引いていきました。

 でも、次の日から急速に囘復します。 つづく。


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このページは、宝徳 健が2018年9月28日 09:59に書いたブログ記事です。

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