この三連休のブログ目標が30通、これを書いたら17通ですから、あと13通です。今年のブログ目標が730通 これを書いたら665通ですから、あと65通です。今月中にいけさうですね。
讀書目標は220冊です。昨日まで178冊。これもいけそうです。
あとは、手紙ですが、これがまだやる能力を有しません。ブログは何年も達成ベース、讀書も。來年は、手紙を年間3600通書きます(年賀状含む)。これで年間目標達成ベース人間にやつとなれます。それと、来年から 弊社月刊誌 士魂商才を復活します。八十九號から。
さて、源氏物語がなぜ、こんなに千年間も日本人を魅了するか。
私たちは、たつた一度の人生に縛り付けられてゐます。源氏物語は、そんな私たちに、無限の人生の入門許可をくれます(源氏物語ものがたり より)。讀者は、何にだってなれるし何だってきます。どこへでも行けます。どんなにだって生きられます。人間に許されるすべての行爲が認められ、人間が抱くすべての感情が體驗できるのです。豊饒とはこのことなのでせう。
天皇(桐壺帝)の立場でたった一人の女性(桐壺)との純愛を貫けない苦しさも體驗できます。光源氏と云ふ義理の息子と過ちを犯し、罪の子を産んでしまったお后(藤壺)の良心の呵責も、父親のやうに慕っていた男性(光源氏)が、「男」である事実を知って愕然とする紫の上。
讀めば讀むほど、どんどん身体にしみいってくる。それが源氏物語です。古今東西 こんな小説家が存在しただらうか???
さて、つづきです。紫の上の心情です。